Event & Report

【レポート】オーダーメイドクラスを、自分でやってみる。ファシリテーター研修2026
2026.04.01
年に1度の、ファシリテーターアップデート
2026年3月、三宿のスタジオにアートデザインラボのファシリテーターが大集合。年に1度の「ファシリテーター研修会」を開催しました。デザイナーやカメラマンなどクリエイティブ分野のプロと、保育・教育現場のプロフェッショナル。いつも子どもたちを日向から影からガッチリ支えてくれる頼もしいメンバーが、この日ばかりは「学ぶ側」になる特別な1日です。
オープニングでは、この1年のクラスやイベントをみんなでふりかえり。うれしかったこと、うまくいかなくて悩んだこと、現場で生まれたリアルな気づきをテーブルに乗せて、「来年度、どんな場をつくっていきたいか?」を全員で共有しました。


今回のテーマは「オーダーメイドクラスを、自分でやってみる」
研修のメインは、子どもたちがふだん体験している「オーダーメイドクラス」をファシリテーター自身が体験すること。つくるものは、決まっていません。スタジオいっぱいの素材から好きなものを自由に選んで、自分だけの作品をつくります。
まずは、お待ちかねの素材ピクニックから。棚にぎっしり並んだ布、ボタン、毛糸、木材、リボン、ビーズ…。「この素材、いいかも」「あの素材、どこにあった?」——あっという間に、おとなたちの目が子どもたちと同じキラキラの目に変わっていきます。







つくりながら、子どもの頭の中を追体験
素材を選んだら、いよいよ制作スタート。グルーガンで貼りつけたり、毛糸をぐるぐる巻きつけたり、ボタンを並べてみたり。しんと集中する時間と、「それどうやったの!?」と盛り上がる時間が交互にやってきて、気づけば全員が創作に没頭していました。
先にゴールを決めすぎない。素材と対話しながら、手を動かすなかで「つくりたいもの」を発見していく——子どもたちがクラスで体験している創作プロセスを自分の手でなぞることで、「あのとき、あの子はこう感じていたのかも」という発見が次々に生まれます。







完成したら、レビュー体験
コドモデパートでもおなじみ、アートデザインラボが大切にしているアウトプットのひとつが「レビュー」。完成した作品を手に、ひとりずつお披露目します。
「どんな素材を使って、何をつくったの?」「がんばったところはどこ?」
拍手と笑いに包まれながら、つくり手として感じたことも共有しました。「素材を選んでいる時間がいちばんワクワクした」「思い通りにいかないとき、つい「正解」を探しそうになった」——自分がつくり手になったからこそ気づけたことが、明日からのファシリテーションのヒントになります。







作品集
ファシリテーターたちの頭の中から生まれた、世界にひとつだけの作品たち。素材の選び方にも、つくり方にも、それぞれの個性が光ります。
甘いおやつと、来年度への抱負
研修のしめくくりは、恒例のおいしいおやつタイム。この日はふわふわのシュークリームが登場して、「頭を使ったあとの甘いものは、しみるー!」とひと笑い。
子どもの頭の中をおどろかすために、おとなも本気で頭をぐるぐる動かす。そんなアートデザインラボの舞台裏でした。2026年度も、パワーアップしたファシリテーターたちが子どもたちをお迎えします!


昨年のレポート
撮影:キムD
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